2014年

9月

10日

食べない人たち

友人にお借りした本がなかなか刺激的だったのでご紹介したい。

 

最近は粗食ブームでもありますが、世の中には食べないで生きている人たちが沢山いるそうで。。。

な、な、なんと、推定10万人の人が不食を実践しているんだそうです。

ちょっとびっくりしました。

餓死しないのでしょうか?

その謎はどうぞこの本を読んで解き明かして下さい。

 

 

食べない人たち

「不食」が人を健康にする

秋山 佳胤  (著), 森 美智代 (著), 山田 鷹夫  (著)

 

読んでみて感じたことは、ヨガの思想と同じだなという事。

 

私達は必要もない、物や食べ物やお金を沢山しょい込みすぎている。

物が溢れれば溢れるほど、それを失った時の恐怖も一緒に背負い込む事になり

結果、不安や重荷で身動きがとれなくなっていないだろうか。

 

そういったものを一つ一つ捨てていく。

シンプルなまっさらな自分に変えていく事で

食べる事さへ実は必要なくなっていく。

 

 

そして、不食を実践していく事で、不安や恐怖が取り除かれていき、ものすごいエネルギッシュになるのだそうです。

 

ヨガも全く同じだと感じます。

アサナを通して自分の内面を見つめ、意識をシンプルにシンプルに変えていく。

いらないものをそぎ落としていく。

ヨガをやられている人は、1日一食か、二食を実践している方もとても多い。

心が安定していく事で、食べる必要がなくなっていくというのは、そのまんまヨガの実践の中でも養われていきます。

 

それをさらに追及していくと不食へとつながっていくのでしょうか。

そう考えると、わりとすとんと、私の中では理解ができました。

実際の私の体も確かに、数年前にくらべればだいぶ粗食へと移行しつつあるので、その変わっていく感覚ははっきりとつかめます。

 

それでもやはり

人間は弱いもので。

仕事のストレスで甘いものが無性に食べたくなったり

夜はお酒でも飲まないとやってられない気分だったり

 

自分にふりかかるストレスを解消する手段して、食べ物を食べる事は意外に多い。

そういう弱い自分も認めつつ、また、それを否定せず、食べたければ食べるように、私はしています。

 

でも、ヨガを続けていく事で、その食べたいという欲求を少しずつ減らしていく事は出来ているとおもう。 

心を平穏に保っていくにはどうしたらよいか

それを実践できれば、自然に粗食へと移行する様な気がしています。

 

食べ物にかぎらず

家の中にちらかっている、沢山の物、物、物!!

ひとつひとつ

捨てていかれたら、

そして必要以上の物を身に着けない工夫を。。。

 

これからは多くの人が、そういった生き方に変えていく気がします。

すでに私の周りにはシンプルな暮らし方を実践されている方々が沢山います。

とてもすばらしいし、ほんとに素敵に見えます。

 

私はまだまだ

捨てられないものだらけですが。。。。

 

食べなければいけないという常識を捨てて、これからは体の声を聴いてから、食べてみようかと思う。

食べたい?食べたくない?

我慢は絶対にしませんよ。

食べたかったら食べる。

ビールもきっと飲みます(笑)

 

自然に自然に

身も心も断捨離していかれますように。。。。

 

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2013年

12月

18日

今年もあと少し

車のガソリンタンクに穴が開きました。

恐ろしい。

そんなわけで車修理中につき、しばらく家にこもっています。

 

田舎は車がないと何もできない。

しかも平地の少ない湯河原。一時間に一本のバス。

こうなっちゃうともうすべてアウトですね。何もできない。

 

なるべくシンプルなライフスタイルを目指す一方

車や携帯、パソコン。

もうなくてはならないそういったものたちに囲まれながら、やっぱりどこかでバランスを取ろうとする。

生き方って難しい。

 

あらためていろんな事を考える良い機会になりました。

 

そして連日農作業に追われ、

畑の開墾作業がどうにも腰に負担がかかりすぎたみたい。

おばあさんのように、腰が曲がってしまいそうです。

今日はばっちりヨガでほぐして、体を休めます。

車の故障も、こんなタイミングだからこそ、かも。

 

最近読んだ本。

 

「聖なる予言」

 

読むべき時にきちんと手元にやってくる不思議。

 

 

<第一の知恵>

周囲に起こる偶然の一致に気づき始め

<第二の知恵>

自分達の周りに起こっていることに気づきそれが現実になり

<第三の知恵>

目に見えないエネルギーを知覚することを知り

<第四の知恵>

人類がずっとこのエネルギーを奪い合ってきたことを知り

<第五の知恵>

そのエネルギーは人から奪うものではなく他から受け取る事が出来ることに気づき

<第六の知恵>

子供時代に身につけてしまったコントロールドラマをから抜け出すことで、本当の自分を発見することを学び

<第八の知恵>

相手の最も良い点を引き出す事でエネルギーの新しい流れが出来るという、人との関わり方を学び

<第九の知恵>

人間の進化のゆくえを学ぶのです。

 

 

深くうなずける。

過去に起こった出来事、つらかった事も悲しかった事も、楽しかった事も

すべてがあったから今がある。すべてが起こるべくして起こってきたことを、今ならしっかりと受け止められる。

そして、私達がこれからどう進化していくべきなのか、改めて考えるきっかけを与えてくれました。

 

43年間の月日を思いながら

穏やかな今日を与えられている幸せに気付き、これから私は何をしたいのかを

明確にしつつある年の暮れ

 

暴走しすぎて車を壊し、腰を痛め

そういった事からも学びを得て、

明日を作っていく。

 

すべてに感謝

 

 

 

 

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2013年

6月

27日

いつかロロサエの森で

いつかロロサエの森で

 

映画「カンタティモール」の中にも出てきた南風島 渉さん が書かれた本です。

彼は東ティモール独立前からこの国を取材し、そして独立を問う住民投票が行われたまさにその時、

東ティモールにいました。

 

そこは地獄絵図でした。

映画の「カンタティモール」も、私にとっては十分にショックでしたが

この本はそれ以上につらいティモールの現実を、綴っていました。

 

すべての日本人がこの本を読むべきだと思います。

私達がしてきたこと、これは政府が勝手にやっていたことかもしれませんが

それを支えているのは、私達国民です。

日本という国がいったいどういう国なのか、きちんと現実を直視するべきだと思います。

 

 

 私達は好きなだけ物を買い

贅沢三昧してきました。

その陰でどれほどの犠牲があるのかを

もう一度考えて

消費するって事を、もう一度見直していくべきじゃないでしょうか。

 

いろんな事が苦しいですね。

でも、私は、少しずつでも生き方を変えていく時が来ていると思います。

小さな事から、

まずは私自身が、変わりたいと思います。

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2013年

6月

25日

アナスタシア

友人から借りた本

「アナスタシア」

出会うべき時に出会うべき本かもしれない。

 

アナスタシアが本当に実在するのかどうか

そんな事は、重要でない気がした。

今、大切にしなければならない事をしっかりと受け止められた気がするから。

 

アマゾンの解説を読んで

もし、心にひっかかる人がいたら

その人にとって、読むべき時なのかもしれない。

 

この本に関しては

多くを語らないほうがいいかも、と

感想にならない感想を書いてご紹介する事にしました。

 

本との出会いに感謝。

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2013年

1月

22日

脳には妙なクセがある

脳には妙なクセがある

 

著/池谷祐二

 

今、この本を読み進めています。

まだ読み途中なのだけど、むちゃ面白くて、紹介したくなりました。

池谷さんは脳に関する本を多く出版されております。

肩書のある方の書かれる本は、専門的で言葉使いが難しくって、3行読むと眠りに落ちる。(笑)

というものも少なくないですが、

池谷さんの書かれる本はとにかくど素人の人にも分かりやすくそして面白おかしく書かれている。

中学生、高校生でも十分読める。

とにかく面白いので私も何冊も読ませていただいてます。

 

今回のこの本もとても面白い。

脳 = 人の感情、って事なんだなあ、と読んでいるとよくわかる。

この様な行動をとると、感情はこのように反応し、その時脳はどこそこの部位が活発に活動する。

 

さまざまな事例をあげながら、感情とともに脳のどの部分が反応をするのかを解説してくれている。

客観的にそう解説していただくと

感情の赴くままに突っ走っている私でも、ふとした瞬間に

おや、今、脳の「前頭極皮質」が活発に活動しているようだぞお。

な~んて、考えると、案外と感情の持ち方も変わってくるのかな。と思う。

 

一方でちょっと怖いなとも思う。

たとえば、脳内ではさまざまな状況におおじて脳内物質が分泌されます。

ドーパミンやセロトニンなどは最近になりよく知られるようになってきましたが

こんな実験があるそうです。

 

人にオキシトシンを投与します。

オキシトシンは闘争欲や遁走欲をほぐし、恐怖への感受性を減らすことで知られています。

オキシトシンを投与すると、金銭取引などで、相手への信頼度が増すことがわかりました。

その効果は劇的で、相手の言葉をほとんど盲信してしまうといいます。

つまりは容易に人をダマす事も可能....という事になるのでしょうか。

 

さまざまな研究の中で、脳を操作する事も可能になりつつあるという事は、ちょっと怖い気もしますね。

ですが、プラスの面も多い事は確か。

私達は学んでいったことを悪用するのではなく、人類の発展に役立てていかないとならないのかもしれませんね。

 

さてさて

みなさん、自分の指を見て下さい。

 

指をまっすぐに伸ばした時に、薬指、人差し指の長さを比べて下さい。

どちらが長いですか?

なんと、薬指の方が長い人の方が、株で儲ける確率が高いのだそうですよ。

これもきちんと証明された事実だそうです。

その理由をお知りなりたい方はぜひ、この本を見て下さいね。(別に出版社のまわしものでもなんでもありませんが、笑)

 

ちなみに私の指は薬指の方が長いのですね~。

でも残念な事に、株に手を出せるほどの金銭的余裕はありません。

 

ひじょお~に残念!!

 

 

※注意

自分の薬指が長いからと株に手を出し大損しても、一切の責任は取りませんのであしからず!!

 

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2012年

5月

24日

たいせつなきみ

たいせつなきみ

 

先日、中学校の読み聞かせで読みました。

まだ読み聞かせは去年始めたばかりで、子供達の前で読んだのはこれで3回目。

まだまだ新人です。

という事で家で何度も練習しました。

娘相手に。

そしたら娘も一緒になって、この本を朗読しはじめました。

大きな声で、本を読むって、実はとっても気持ちがいいんですよ。

子供達のために始めた事ですが、実は私が一番楽しんでます。

読み聞かせるってすてきだなあ~と思います。

 

 

さて、この本を何度も何度も読んでいるうちに、この本の内容に、深く深く迷い込んでしまいました。

 

ざっとストーリーを暴露しちゃいますと

 

木でできた小人たちの村では、誰もが同じことに夢中になっていた。

ほめたい人にはお星さまシールを、けなしたい人には、だめじるしシールをはること。

だめじるしばかりベタベタはられたパンチネロは、僕はなんてだめな小人なんだと思い悩む。

そんな時、どちらのシールもはられていない不思議な小人ルシアに出会う。

ルシアには、だめじるしシールも、お星さまシールもくっつかない。

どうしてつかないの?と聴いてみたら、作り主のエリのところへ行きなさいとアドバイスされる。

そこでパンチネロはエリに会いにいく。

 

そこでエリは

シールを引き寄せているのは、自分自身なんだという事。

私(エリ)の愛を信じたならば、シールなどどうでもよくなる事。

本当に大事な事はなんなのかを、諭していく。

 

 

人の評価など気にしていてはだめだよ。

苦手な事はあるだろう。

あの子にできる事なのに、自分にはできない。

でもそれで自分が出来が悪い子だなんて思う必要などない。

自分は失敗作なんかじゃないんだよ。

 

とてもいいお話だと思う。

もし、自分自身に悩んでいる子がいたら、ぜひ、読んでみてほしいなあと思う。

 

 

さて、では私はルシアにはなれているだろうか?

全然なれていない。

 

自分が言ったことが、どう受け止められるのか、いつも気にしてやしないだろうか?

悪口や文句を言われても気にしないよ。

そう強がる事はできるかもしれない。

だけど

お星さまシールをはられたら?

やっぱりうれしいよね。得意げになっちゃうよね。

ルシアには、どうしてお星さまシールも、くっつかないのだろうか?

 

そう考えたらね

人からの評価を気にしないって

とっても難しい事の様に感じます。

 

またここへ行きついてしまうのかもしれません

やっぱりこれはヨガの世界へと続いていくのかもしれない。

 

ヨガを本当に極められたなら

わたしはルシアになれるだろうか?

ここ数日、そんな事をぼお~と考えている私でした。

 

 

 

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2012年

4月

16日

天才エジソンの秘密

ひさしぶりにとっても元気をもらえる本に出会えたのでご紹介。

天才エジソンの秘密

 

発明家エジソンの名前は、きっと子供達も知っているかもしれないけれど

エジソンの数々の発明はなぜ生まれたのか、

それを、エジソンの母の教育に焦点をあてて書かれた本です。

 

そして読み終わるとなんだかすっごく情熱がふつふつとわいてくるんです。

勉強したいなあ~!って気持ちにきっとなるなず!

 

勉強が楽しいって事に気がつけば、子供達はほうっておいても勉強するようになる。

勉強を楽しいものにするには何が必要なのかな?

それは愛情をもって、自分自身も子どもと一緒になって、勉強を楽しむだけでいいんですって。

 

だけど大人達が

勉強が楽しいって思ってるかな?

そこから変えていかないとだめだよね。

 

子供達にも読んでほしいけど、

子育てしているお母さん、お父さんにも読んでほしいなあ。

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2011年

7月

18日

空想科学読本

空想科学読本

7巻まで大人買いしました。

これは息子君が購入した本です。

「ウルトラマンの年齢は2万歳。生物にそんな長生きは可能か?」とか

「アルプスの少女ハイジのブランコを実際に再現したらどうなるか」とか

どうでもいいねんって事、化学的に検証していこうというどうでもいい本。(笑)

息子、喜んで読んでますが、わたしは一冊目で挫折しました。(爆)

 

こういう本から、化学の面白さに目覚めるのかもしれませんね。

女子には分からない世界かも。

 

ひまが出来たら読んでみます。

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2011年

7月

17日

マアジナル

田口ランディさんの「マアジナル」を読み始めている。

 

まだほんの数ページなのだけど、すっかり頭が混乱している。

 

「人間ってのは、意識を向けた事を引き寄せる。

逆に言うと、意識を向けたものになっていく。

 

今のわたしの人生は、わたしが意識を向けたものの集大成だってこと。」

 

わたしが意識を向けようとしている世界ってどんなものなんだろうか。

 

なんだか

近頃ふと怖くなる。

 

とくに臭い。

 

臭いに恐怖を覚える。

さまざまな臭い。

目に見えない臭いに、ふと、

 

怖い

 

感覚がよぎる。

 

自分は幻想の中で生きているのかもしれない。

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2011年

6月

20日

稲の旋律

8月に真鶴で行われる上映会「アンダンテ」の原作です。

 

「稲の旋律」

 

ひさしぶりに感情移入して読んだ本でした。

 

というのも、この主人公、千華は、幼少から、母の夢である「ピアノ」を続けてきた事で、自信をなくし、引きこもりになる、という設定。

そして、農業を通して、心を取り戻して、自分の道をみつけていく。

 

わたしも実は物心ついた時にはすでにピアノを弾いていました。

叔母のピアノ教室を継ぐと、そんな道がいつの間にか決められていて、高校から音楽科に行っていました。

ですが、主人公の千華と同じように、音楽大学を中退。

ピアノから離れてしまいました。

なんとなく千華と自分が重なり、以前の、母との葛藤の日々を思い出して読みました。

 

親と子のありかた

ひきこもりの問題

そして、農業、食の問題

さまざまに考えをめぐらせながら

幸せってなんだろうと、真剣に考えた小説でした。

 

そして今、わたしは農業に目が向いています。

今、この時に、この小説に出会ったことも、縁なのかしら....と思います。

 

 ひさしぶりにピアノが弾きたくなり

主題歌の「アンダンテ」を弾いてみました。

 

20年、もうピアノから離れていますが

しっかりと耳と手は、「音」を覚えています。

ピアノが弾ける喜びを、今はかみしめる事ができる。

 

迷いの多い人生ですが、すべてに後悔はないです。

母にも感謝しています。

そして、期待に応えられなくて、ごめんねと、心の中でつぶやいてみました。

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