鬼さん

節分、facebookでは立派な恵方巻きや鬼のお弁当、豆まきの様子などでにぎわっておりました。

我が家では、恵方巻きをいただきました。

あの、ぶっとい恵方巻きを、無言のまま食べきらなければならない。。。

という過酷な条件をクリアできず(笑)

つい、「もう無理~~~」と言葉を発してしまった娘でありました。(笑)

 

豆まきはしませんでしたが、

我が家では、鬼も内、福も内、みんなウエルカム、なんでもおいで~だから、豆まいて鬼を追いだしたらだめだからやんないの~!

という事にしております。

 

鬼もうち

鬼がいるから、ありがたさが分かる。福のありがたさを教えてくれるのは、鬼さんです。

鬼さんがいなかったら、福がそこにあっても、見落としてしまいます。

鬼さん、ありがとう。

節分とは、鬼さんにありがとうを言う日という事にしたいですね。

 

 

それにからめて、もう一つ。

先日スーパーにいったら、なんとかというヨーグルトがインフルエンザ予防に効くとかで、大々的に売り出されていてびっくりしました。

買っている方がそれだけ多いのでしょうか。テレビで話題になっているのかな?

 

うちではね、どんどん風邪をひきなさい。インフルエンザにもどんどんかかりなさい。

そうすると免疫がついて強くなるから、と、子ども達には伝えています。

手洗いうがいはしません。(そもそも手洗いうがいで予防はできないそうなので)

ウエルカムですから。

 

でも実際のところ、ウエルカム状態でいると、あまり風邪はひきません。

娘もインフルエンザで病院に行ったのは、たったの一度だけです。

毎年きちんと感染する事で、免疫ができ、感染しても症状に現れにくくなっているんじゃないかな~と思います。

結果的に、予防する手間も省けるし、健康でいられるし、楽に生きられている気がします。

もしかしたら、強い体を作るために、さまざまなウイルスのお世話になっているのかもしれませんよ。

そう思ったら、インフルエンザも私達には欠かせない、大事な存在かもしれません。

 

そう考えるようになったのには、やっぱりさまざまな経験が土台となっています。

20代~30代の頃は、薬依存症でした。

頭痛薬、風邪薬、はほぼ、常用していました。

仕事がパソコンなので、職業病ですよね。かなり薬に頼ってました。

そして結果、体ぼろぼろ。

自律神経失調症。

頻繁に寝込むようになり、仕事にならない状況にまでなった事もありました。

加えて同じ時期に息子がアトピーで辛い日々が続き、ダブルパンチ。

このままじゃだめだと、勉強し始めたのがきっかけでした。

 

そして

「薬をやめる」と病気は治る―免疫力を上げる一番の近道は薬からの離脱だった

著/安保 徹

 

との出会いで、薬をやめる決意をして、今にいたります。

私の尊敬してやまない

佐藤初女さんも、東城百合子さんも、やはり同じように、体を壊し、健康でいる意味を考え、実践してこられた。

おふた方の生き様を学ばせてもらって、私も自分の愚かさに気付き、今日を与えられている気がします。

 

自然農の教えもまったく同じです。

 

無駄なものなど何もない。

雑草、害虫。

そんな言葉を作り上げたのは人間の勝手な都合。

 

そこに存在する意味を、きちんと受け止め受け入れていく事の大切さを

鬼さんが教えてくれました。

 

鬼さんありがとう。