ひさしぶりのペーパークラフト製作。
これは
T4ファージ
ファージとは、ウイルスの総称です。
最近ノロウイルスが流行っているようだけど、このT4ファージも、大腸菌に取り付いて増殖するんだよ。
だれかのお腹にも、いるかもね。(笑)
幾何学的な形が不思議だよね。
読み聞かせで、
「精密立体ペーパーバイオロジー」という本を紹介してきました。
かなり一つ一つの内容が面白くって、理科好きにはたまらない本です。学びながら、ペーパークラフトを作る楽しみも味わえる本。
本と一緒に、このT4ファージも持参していきました。
生徒たちは楽しんでくれたかな?
さてさて、私は以前、ペーパークラフトにむちゃくちゃはまっていました。
息子が幼稚園前後の頃。10年ぐらい前かな。
息子のために始めた趣味でしたので、子供向けの機関車トーマスやら、船やら、子どものために色々作りました。
ひさびさに作ってみて、あのなんとも言えぬできあがっていく感動というのか、あの感じ、ひさしぶりで心地がよかった。
何かを目指している過程ってすごく楽しいのだよね。
だけど。
完成品にはぜんぜん興味がなくなる。
のです。
ペーパークラフトはもろいですから、幼稚園児の手にかかればひとたまりもなくつぶされます。
作ってはつぶされ、作ってはつぶされ、でも完成する喜びが阻害される事は不思議となかったのです。
過程が好き。
というわけで、息子が壊さなくなる年齢になるとともに、このペーパークラフトの趣味も終わったのでした。(笑)
それは今でも色々な事で、感じる感覚です。
だから、一生かけても身に着けられないような、困難な事の方が、自分には合っているのかなと思ったりもする今日この頃。
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