先日、南伊豆の友人の稲刈りのお手伝いに行ってきました。

湯河原には田んぼがないので、初体験となりました。

稲を刈り、余分な葉を落とし、束ねていく。

黙々とこなしていく作業。これこそヨガだなあ~って感じましたよ。

 

ここの田んぼは無農薬無肥料。

立派に育っています。

肥料も農薬もいらないんだなって事を、きちんとこの田んぼは物語っています。

そして機械を入れず、すべて手作業。

とても手間暇をかける。

きちんと生きようとすると、とても時間がかかり、一日はあっという間。

 

だけど、とても貴重な時間だと思う。

お金を払えばそんな手間はいらないかもしれない。

でも、そのために失ったものはとても大きいと思う。

 

手間仕事は、心を養う。

 

そんな気がしました。

だから、自分を成長させたいと思ったら、もっともっと、手間仕事を増やしていかないとと思う。

 

ランチに頂いた、大豆ミートのから揚げ。

まんま、鶏のからあげでした。

すごい美味しいし、ヘルシー。私も活用していきたい。

カボチャのスープも驚くほど濃厚で美味しく、さらにはこのカボチャの種をいただき、感激で涙もの。

 

お金では買えないもの

お金で失ったもの

 

私はそれを取り戻して生きていきたいと、最近感じています。

大変だし、めげそうになるし、けど、ひとつひとつ、取り戻していかれるようにと願っています。

 

 

友人の稲刈りのお手伝い。

という名目で行ったのですが、それ以上に、私はたくさんのものを友人からいただいてしまい、うれしいやら申し訳ないやら。

私はいつも、こうして導いてくれる友人に支えられ、今日を生きている。

友人が、「ギフトの時代だよ。」と教えてくれた。

お互いが分かち合い、助けあい、与え合う。

お金を介さず、心と命を交換していく。

 

私はその友人に返せるものは今は持っていないけれど

きちんとこれからを生き、学び、そして他の誰かに今日学んだことを伝え、プレゼントしていく。

それが循環なんだと思う。

人に与えられる人間でありたいと思う。

 

まだまだ受け取ってばかりの半人前の私です。