今日、また揺れた
千葉で震度4との事
本来、自然の中に身をおけば、日常は危険がいっぱいで、常に危機意識をもった状態で生きていかなければならないはず
都会育ちの私が湯河原へ引っ越してきて一番感じた事は、自然は厳しいという事
山に入れば猿に遭遇。(家の庭にもやってくる)
家の中で2度もムカデに噛まれて顔がはれる
蜂にも刺されてるし農作業していてチャドクガにやられ、全身ぶつぶつ.....。(汗)
ほんとに手痛い思いを何度もするようになったが、それでも自然が大好きだ、という思いは年々増すばかり。
津波の怖さも痛いほど理解した私だけれど、それでもこの海からは離れられないとわたしは思う。
大好きな写真家、星野道夫さんは大好きな大自然の中で熊に襲われて命をおとした。
奥様は、「熊を恨むか?」と友人に聞かれ
「なぜ、熊を恨む必要があるの?」との返事をしたそうだ。
自然という場から、少しずつ隔離され始めた生活をおくるようになり、
この、常に持ち続けていた、危機意識、というものが薄れ始めているのを時々感じる。
頻繁に起こる地震は、人間の心の奥に眠ってしまった危機意識を呼び戻すきっかけになるのではないのかな、と期待している。
地震大国日本だけど、わたしはやはり日本が大好き。
息子は、「本能で逃げる。」そんな事を言っていた。
そうだよね。そうそう、本能だよ。
大事なのは、危機意識をしっかりと身に着けて、そして自然の中で生かしていただいているという感覚を取り戻すこと。
それが戻ってくれば、いろんな事が、
好転していく。
と思う。
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