数か月前に、ヨガの先生に教えていただいた、
7世代先の子供達のことを考えて、今を生きよう
という言葉との出会い。
そして、友人のお店にたまたま
があり、自然と手にとり、お借りして、今読んでいます。
胸に響く言葉の数々。
アメリカインディアンたちは白人による殺戮で村ごと消滅してしまったところも少なくなかった。
そして、今も、チベット民族は消滅の危機に直面している。
争いを好まず、すべては関わりあっている、という彼らの思想は、時として命取りになってしまうのではないだろうか。
平和な心であり続けるという事は、危険を伴う側面をもっており、持続していく事の危うさを感じずにはいられなかった。
心にずきずきと痛みを覚えていたわたしでした。
だけど、今、日本人であるわたしの心に、ぽっと、インディアンの心が灯りをともし始めている。
そして今、こういう時代だからこそ、彼らの思想が見直され、生きはじめている。
彼らは、ほんとうに長い長いスパンで、世を見通し、一時の苦しみを耐える事になんの戸惑いもなかったのかもしれない。
そして、彼らの思想が確かに、今の私たちに影響をあたえ、世界を変えつつあるのかもしれない。
そこまで彼らには見とおせる力があったのかもしれない。
なんて、壮大な思想なんだろう。
今を見るのではなく、7世代先の世界を見通し、彼らは命をかけてインディアンの世界を守ってきたんだ。
すごい。
ほんとに、すごい。
コメントをお書きください