いのちの林檎を振り返り

いのちの林檎上映会約一週間前に起こった地震

発生当初は湯河原では大きな揺れはあったものの、それほどの被害もなく、上映は可能だと、判断していました。

ところが日に日に明らかになる状況にただ驚くばかり。

そして計画停電の実施。

15日の会議で中止を決定。

 

中止決定時点では、すでにエネルギーを使い果たしたような無力感に襲われいた。

もう湯河原上映会は再開できない、と、ほんとに感じていました。

方々に中止のお知らせ。電話対応に追われていた。

 

そして上映会直前になり、メールやお電話でのお問い合わせを沢山いただきました。

お申込みも多数いただき、中止をお伝えすると、

皆様が一様に、「中止ですか?延期ではないのですか?ぜひ、またやってほしい。」とおっしゃって下さり...。

すごく感謝の気持ちでいっぱいになり、気が付けば

「ぜひまたやります!その時はぜひ、来てください。」と言っている自分がいるのでした。

そして、中止になった事を全然後悔していないわたしが今ここにいます。

 

再開できる時は、今回の反省点をふまえ、しっかりと案を練り、もっとパワーアップした上映会にしたい。

一度中止になったからこそ見えてきたいろんな事をすごく実感しています。

 

さまざまな方にご協力いただき、輪もしっかりと広がりました。

そして何よりも

化学物質過敏症という病気で苦しんでいる方々がいるという事は、しっかりとお伝えできたと思っています。

 

再企画する事で、さらに多くの方に知っていただくチャンスをいただいたのかもしれないと感じました。

ものは考えようですね。

2度手間はとっても大事なプロセスです。

今回それを学びました。

 

すべてに感謝です。

ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。