バカなおとなにならない脳

今日は本の紹介

息子のためにと買ったもの。もちろん大人も十分読んで楽しかったですよ。

子供たちが養老さんに質問して、養老さんがそれに答えるという形式

 

今の子供達がかかえる問題ってなんだろうって事に養老さんはこう答えていました。

 

子供が成長できない世界になりつつあるからじゃないかと思っています。

なんでもスイッチひとつでできてしまうから、あたりまえに体を使うことをしないで育つ。そうするとやっぱり、子供の体に、いろんな困った問題が起きてくるんだと思う。

とにかく体を使って、できればそうしないと生きていけないような環境に身を置くことをすすめるしかありません。

いちばんは田舎で暮らすという事だね。

 

 

それでね、農作業やりなさいって。

まさに、今のわたしではないですか(笑)

わたしは都会育ち、ボタンひとつでなんでも解決してしまう世界で育ちました。

そして大人になって、これじゃやばいって思って、やりたいと思ったことが農業だった!

理にかなっているんだよね。わたし自身も、学ぶべきことを、きちんと学んでこれないまま大人になってしまった一人なんです。

そして今、同じようにこれじゃやばいって思い始めている人が増えつつあって、都会の人が農業にあこがれる、なんだか不思議な世の中になりつつあるんです。

 

今の学校問題を見ていて思う事は、もう大人たちが、困った状態にあるって事。

ボタン一つで育ってきた世代の大人たちが、いざ子供たちと向き合った時に、どう対処していいのかわからないのだよね。

それでさらに子供たちはどうにもならない状況に追い込まれています。

私達大人がもっとしっかりしていかないと、子供たちに申し訳ないよね。

 

子供も、大人も、農業やって、しっかりと学びなおす必要があるのかもしれませんよ。

 

養老さんからの提案

 

参勤交代みたいに、ある一定期間、田舎にいけばいい。自分だけ都会に残って儲けようなんて思わないように、全員に義務づける。大人も子供も。

 

これ、最高。

まずは保護者全員、学校の先生全員、子供たちで、田舎で農業やりましょうよ!

毎週末、草むしり!

どうかしら?