坂本龍馬

大河ドラマ、龍馬伝、終わりましたね。

見入ってしまいました。

 

大学生の頃に、司馬遼太郎さんの本を読んで、それからの龍馬ファンです。

とにかく今までは龍馬の、世界を見とおす目、行動力、いろんな事にあこがれていたけど

不思議と、この歳になると、また違った目線で龍馬を見るようになってきました。

 

ドラマの中で、岩崎弥太郎が言っていた事がわたしにもすごくうなずけた。

龍馬の思想は素晴らしいし、正論なのかもしれないけれど

 

人間はそんなに純粋には生きられない。

間違っていると分かっていても手放せないもの、自分本位であり、さまざまな物事にしがみついて生きている事、

人間はとても泥臭く、醜く、かっこわるいもの

 

龍馬の夢は、きっとこの先もずっと叶わないものなんだと、

最終回を見て、そう思ってしまった。

だから、あそこで亡くなって、よかったのかもしれない。

 

とにかく、

いいドラマでした。